日記を書く

http://anond.hatelabo.jp/20070404145039
2ch発のコピペ、という認識でいいのだろうか。私はこれを読んで、まず、テンポがうまいなぁ、と思った。そして、その次であるが、感覚の想起というのは、止められない。自分が発する言葉に限らず、メッセージの一つ一つ、それらは発しようと思わずとも勝手に漏れ出るものもままあるわけだが、それらが、届いた時点で、なにかを想起させる。それは、発した側も、受け取った側も、止められない。そんなことを思った。自分の一言が、思いもしない負の感情を引き起こすトリガーになっているとしたら。これはなかなか、ふさぎこむには十分な想像だと思う。そして、この文章というもの自体がメタ的というか、この文章で男が刷り込みを行っている先は、もはや文章中の処女ではなく、私たちなのだ、ということを考えて、背筋が寒くなった。たかが一つの文の中でしか生きられないはずのこの男から、私たちは、逃げられない。いや、逃げられなくもない。その方法は二つ、忘却か、もしくは死である。