日記を書く

今日起こった一番の事件は「玉ねぎ2玉スライスで涙ぼろぼろ鼻水どろどろ事件」であった。予防する術はいくらでもあるのだが、本人に気がないので仕方がない。あまりそういったものに興味がないし、第一そんなもの、上手くいったところで面白くない。自分の体を自分でなんとかする、なんとかできるという気が薄い。例えば、体温調節。何を思ったかとても天気のいい日にフリースの上着なんかを着てしまうと、暑い。自転車で一時間も走ればなおさらである。が、そこから先を考えるのが面倒になってしまって、結局そのまま学校まで行ってしまう。一枚脱げばいいのであるが、なかなか脱がない。なんだそれは。うら若き乙女か。焦らしプレイか。うら若き乙女は焦らしプレイなんかせんだろう。見るほうもジリジリするなら、こっちだってジリジリしているのである。しかし、例えば男女が肉体を重ねるとなれば当然脱がなければいけないわけで、いや、別に脱がなくてもいいのだが、ここは仮に脱ぐとしよう。そして、脱がせるとしよう。あくまで仮の話である。ここで何枚脱がせてもいっこうにきりがなければそれは玉ねぎなのだが、ここでは仮に、相手が玉ねぎではない、ということにする。すると、どのレベルで止めればよいか、という話になってくる。上着は脱がせよう。ベルトは外そう。カーデも剥ごう。スカートなぞすぐである。キャミもさっさと取り除く。さて、今仮に、相手は(玉ねぎではない)ブラジャー、ショーツ、靴下のみを装備しているとしよう。(アクセサリーの類はおそらく勝手にどこかへ行っている)ここからが問題である。さらにそれら全てを取り除くことも出来る。しかし、それでよいのか、と。表皮を剥ぐことだってできよう。しかし、それでよいのか、と。話を玉ねぎに戻そう。玉ねぎをスライス、これはスライサーを用いて行うわけであるが、その前に土を落とさなければならない。表面のカラカラになってしまった皮を取り除いて、さて、ここで問題が発生する。表面はやや固いので取り除きたいし、玉ねぎの上下も固くなってしまっているので切り落としたいのだが、それをどこまで行えばよいのか、という問題である。もし限界が物理的にあるならば、それは女の子なのだが、ここでは仮に相手が女の子ではない、ということにする。まぁこんなところであまりケチらなくてもよい(あくまで玉ねぎの話である)ので、色なんかを見て判断すればよいのであるが、そう、今日は紫玉ねぎであった。おそらく味に違いはないはずなのだが、おそらく気分の問題なのだろう。話を女の子に戻そう。そういえば、その子のメイクもよく紫基調であった。おそらく味に違いはないはずなのだが、おそらく気分の問題なのだろう。それで、えー、なんだ、あとは女の子を醤油で和えて、玉ねぎと夕やけニャンニャンであるか。ご苦労様である。


(この記事はblogペットのdebedebeが書きました)