というわけで(?)、
たほいや倶楽部まなしかたま
たほいや倶楽部すびく
たほいや倶楽部ちまぶえ
の正解発表です。
http://club-tahoiya.g.hatena.ne.jp/DocSeri/20060215



なかなかどれも魅力的な嘘に見えたようでなにより・・・って一個も正解できてないやんけヽ(`Д´)ノ

軽く思考経路を振り返って見ます。

  • まなしかたま【真然珠】日本の古代卑弥呼の時代に高貴な身分の者が用いた、黒めのうや真珠などを材料に作られた装身具。(嘘吐き:kagero-yoko/騙され:Hebi、another)

漢字の当て方(当たり方?)がうますぎる。とてもいい出来だけど、きれい過ぎて速攻外す。

  • まなしかたま【俎し架田馬】二重円の中に井桁をかたどった家紋。今の福井県、または岐阜県に多く見られる。(嘘吐き:debedebe/騙され:sugio)

私の嘘です。最初の文字は「俎板」、「まな板」の「まな」ですね。
「まなす」という動詞が、なんかもしかしたらあるかもしれないなぁ、ぐらいの気持ちで作成。
あとは・・・やや古風、江戸時代ぐらいの雰囲気が出せる漢字を選択。
当然私は家紋にも詳しくありませんし、岐阜と福井にも詳しくありません。デタラメです。
予想外、と褒めていただきました。褒めると伸びる子です。ありがとうございます。
しかし名が体を表してないなぁ。

  • まなしかたま【目無堅間・目無籠】密に編んで塗料をぬった、隙間のない竹籠。上代の舟の一種。まなしかつま。神代紀下「---をつくりて…海に沈む」(広辞苑/正解:kagero-yoko、alisato)

正直他のものと似てて、結局「まなしかつま」で外したような覚えが。あーあ。

  • まなしかたま【間無詩過多間】国語界、文壇などでの専門用語。「行間のない(少ない)ものにこそ多くの間(余白)があるのだ」と言う意味の言葉。(嘘吐き:maix2)

絶対sugioさんのものだと思った。またまたたいそうぶっ飛んだ嘘を、と本気で思った。

  • まなしかたま【無真片真】故意に真実を隠そうとして曖昧な言葉でごまかそうとするさま。またはそのような人。(嘘吐き:igatoxin/騙され:Nabetani)

この選択肢の中では自分の目には埋もれてました。はい。

  • まなしかたま みすねの周囲にある飾り。(嘘吐き:Nabetani/騙され:debedebe)

みすねってなんですか!!!検索しても出てきません!!!!!!!(><)
まさかゴッゴルとかデースケドガーとかの親戚?だとすると完全にしてやられてるよなぁ。

  • まなしかたま【間無片間】武家屋敷で離部屋の脇に設けられた板間。廊下に対して間仕切が無く、奥行が狭い。控所等に使用された。(嘘吐き:sugio)

想像してみてなんか変だったので外す。



次行きます。

  • すびく【巣びく】中に複数の仕切りがあるびく。多くは仕切りが海水を通す。ムツゴロウ漁、トビハゼ漁に用いられる。(嘘吐き:debedebe/騙され:Hebi)

地味だったかなぁ。かなり具体的な絵を描いたつもりだったんですが。。。
ただ、ムツゴロウもトビハゼも干潟にいるのを捕まえる(はず)なので、海水通してもあんまり意味ない気が今になってしてきた。泥ですよ。泥。

  • スビク【subic】フィリピンのルソン島西岸にある都市、自由貿易港。スビク湾。(嘘吐き:kagero-yoko/騙され:sugio、debedebe)

動詞を全捨てして、スビキスタンを捨てたらこれしか残らなかった、といった感じです。
しかしどうもこれの嘘吐人*1感想戦を見るに、実際の地名を捻った嘘という事でやっぱりみんな物知りだよなぁ、と思った次第でございます。

  • すびく【素引く】突っ張るように動かす。(痙攣などを)おこす。今昔二八「皆腹鳴り合ひて---・き合へり」(広辞苑/正解:Nabetani)

動詞ということで捨てた。特に辞書を読んでる人の嘘だと思って外したら辞書○| ̄|_

  • すびく:【直弾く】悪党の問答に琵琶等の弾き語りにて返答すること。(嘘吐き:naka64)

絶対sugioさんだと思った。いや、本当に。またまた、そんなにわかに色めいた*2嘘を、と思った。なんか外れてばっかだな、はぁ。

  • すびく〔他四〕ひっぱる。無理に連れて行く。しょっぴく。膝栗毛二「がいに—・きなさんな」(嘘吐き:sugio/騙され:another)

動詞捨て。

  • スビク【svhik】→スビキスタン(嘘吐き:Nabetani/騙され:alisato)

「〓〓タン」系の擬人化Webコミックにいなかったので排除。

  • すびく【巣引く】(俗)引っ越す。(嘘吐き:igatoxin/騙され:kagero-yoko)

やはり動詞はないという事で即外し。



最後です。

  • ちまぶえ 銛の一。石でできた穂先に鉄製の鉤が具えられている。軸は木製。島根県などでもちいられた。(嘘吐き:Nabetani/騙され:)

いまいち想像が出来なかったので、正解候補に挙がりませんでした。

  • ちまぶえ【乳間笛】紐で胸に掛ける号笛。ホイッスル。(嘘吐き:sugio/騙され:Nabetani)

絶対sugioさんだと思った。当たっててよかった。

  • ちまぶえ【ちま鰾】フエの幼魚。淡水魚。食用に不適。関西ではネコブエ。(嘘吐き:debedebe/騙され:kagero-yoko、Hebi、another)

ストレート過ぎるかな、とも思ったんですが、3騙しはもったいないぐらいの釣果だったと思います。
ち・まぶえ、ちま・ぶえ、ちまぶ・え、ち・まぶ・え、ち・ま・ぶえ、ちま・ぶ・え、ち・ま・ぶ・え、いろいろ考えましたが結局「ちま+ふえ」に固まってから、それとなく「ふえ」と入れて変換したら「鰾」が出てきたのが運の尽き*3です。
で、結局「フエ」という新しい魚が誕生してしまいました。
ちなみに本当は。

ふえ【×鰾】
魚のうきぶくろ。〈和名抄〉

私の勘違いが生んだ3騙しでした。

  • チマブエ【Giovanni Cimabue】イタリアの画家。イタリア-ビザンチン風の古い伝統様式を守った最後の人。(広辞苑/正解)

これ問題としていいなぁ。良すぎる。
なんだ最後の人って。「最後の人」 なんて断言、嘘吐人しか言えないですよ。

  • ちまぶえ【茅目笛】茅の茎で作った笛。茅笛。その音で魔を祓うとされる。(嘘吐き:DocSeri/騙され:debedebe)

出題者に騙された。ギャフン。

  • ちまぶえ【ちま鰾】佐渡の郷土料理。アイナメの浮袋に米を少量詰めてワタとともに煮込み、醤油等で味付けしたもの。(嘘吐き:igatoxin/騙され:alisato)

上で調べた意味と照らし合わせるとこっちのほうが近いんですよね。
イメージの勝利か。

  • チマブエ【ちま・ぶえ】朝鮮族由来の舞踊装束。陰陽五行思想に基づく華やかな色使いが特徴で、細かい襞を持つ胸から足首までの丈の長い巻きスカートに短丈長袖の上着および大きなリボン状のコルン帯から成る。(嘘吐き:kagero-yoko/騙され:sugio)

うーんチマチョゴリ・・ですよね、元。
その元が見えたのでさっさと外しました。それとも別にこんなのがあるんかいな。



以上、感想でございました。

で、一行目に戻るんですが、読破して大量にドッグイヤー*4がついたので(なぜか「な行」と「は行」に大量に)、
出題なんぞしてみようかな、と思っているのですが・・・とりあえずそれは明日以降に。
今日は、これにて閉館。

*1:「うそはきびと」とでも読むのか?

*2:明らかに誤用

*3:明らかに誤用

*4:ドッグイヤー」だと「dog year」、進歩の速いさまではないかと言う指摘を友人に受けるも文脈で読んでくださいとしか言いようがありません。