私の曾祖母のですね。
長いこと生きたもんです。
一昨日棺を開けて見た顔は、「あれ、ばあちゃんやん」としか言えないほど、変わったところのわからないものでした。
昨日の昼までは、たしかにそのままで、「ゲホッごほっ」とか言って、起きるんでなかろうか*1、と思ったものです。



夕方ちょっと前ぐらいですか、火葬場の焼き場から出てきたものは、紛れも無く骨でした。
どこかで見覚えのある、骨です。あのような骨を見たとすれば、博物館あたりでしょうか。
肉はすでに無く、骨も少々残るばかりで、もう実在としての曾祖母は、ありません。

なにかとても変な感覚に襲われて、今にいたります。
変な感覚です。私はわかりやすい無神論者ですから、そういう存在に帰することを
きちっとわかるつもりだったのですが、どうにも変な感覚です。
まぁ今日はこの辺で。

*1:鼻と口に綿を詰めるため