自分はどうやら、フィクション作品を読む上で、
出てくるキャラクター一個一個に対して優越感と劣等感を「いちいち」感じ、
あまりに大量に劣等感を覚えると、即座に読むことを中止してしまうようだ。
これで、私が常々言っている「フィクション嫌い」に、ほぼ完全に言葉を与えた、はずである。



不器用やなぁ。

「絵と字をどういう順番で読んでいいかわからない」レベルの不器用さだ、と思ったが、
上に挙げた法則はなにもマンガだけでなく、アニメも、小説も含むので、それよりさらにたちが悪い。ということがわかった。
治していかなければいけない、と思う。
どういった治療法があるのだろうか?先が思いやられる。

もうちょっと考えてみると、これは映画を見るたびに、小説を読むたびに、ろくに内容理解もしないまま
「めっちゃ泣きました!!」と言っている馬鹿といっしょ*1だ。
マンガを読むたび、アニメを見るたび、ろくに内容理解もしないまま、ただ苛立ちを感じ、読むことを中止する(実際には、中止する、と書けるほど能動的なものではない。本当に、耐えられなくなる。嫌になる)。
ショックだ。私の思う「なりたくない人間」の結構上位に来てるのに。
直さなければ。直さなければ。
直さなければ。このままではろくに観賞が出来ないままだ。
感情を。無にして。読まなければ。
こんな至極くだらない理由で作品に触れる事を拒絶すれば、直に私は何も見れなくなる。




*1:フィクション作品で感涙したことがある人に向けて言い訳をしておくと、おそらくここで言っているのは貴方ではない。